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"花蕾" A - ぐい呑

¥25,000
  • アーティスト: 黒木 紗世 
  • サイズ: H4.3cm x φ6.8cm    
  • 素材: 漆、錫粉

植物が見た情景の記憶を描きだす。

黒木 紗世は漆工芸で独自の世界観を表現しています。漆を塗った面に錫粉を蒔きます。そして未だ乾かないうちに針で文様を描く「針描き技法」を用いて作品づくりをしています。

日々、目にする身の周りの自然や植物から得るインスピレーションを大切にし、植物たちが短く儚い生涯の間に見た風景や情景の記憶を彼女は作品に込めるのです。愛すべき植物たちを取り巻く、さりげなく麗しい光景を脳裏に浮かべながら、一つ一つの文様にその想いを込めて作品を仕上げています。それは短い命の中にあっても精一杯美しく咲こうとする植物の生き様です。作品づくりにおいて、植物に自分自身を投影したり、おそらく植物と会話することが出来るのでしょう。

黒木 紗世は次のように言っています「漆の素材には、強さと優しさの両面があり、また、漆は美しい色を出すだけでなく、作家の技術次第で他の素材のようにもなり得ます。漆には未知の要素がたくさんあり、とても興味深い素材です。どの素材もただ一つの表現方法しかないのではなく、さまざまな表現に形を変える可能性を探るべきなのです。」

黒木 紗世の作品を見た人は本当に漆なのか思うほど、その表現方法に見入ることでしょう。

1989 京都府生まれ

2008 京都市立銅駝美術工芸高等学校 漆芸専攻 卒業

2013 京都市立芸術大学 漆工科 髹漆専攻 卒業

2016 金沢卯辰山工芸工房 漆芸技術研修者 修了

現在 金沢市内にて制作活動中